最近涼しくなってきたね

なんか怪文書でも書こうかと思ったんですが、
脳の電波感度がよろしくなくて良いイメージが浮かばないんだぜ☆


つーわけで昔の話でもしよーか

***********************************************************

昔々…じゃない、ちょっと前の話
とある程好く寂れた町に、一人の子供が住んでいました。
名前は、まぁ、タケシ君とでもしておきますか。
タケシ君は、別段成績が良いわけでもなく、
特別運動が得意というわけでもない、
ごくごく普通の小学生でした。
まぁそんな彼の通う普通の小学校では、
毎朝普通に朝会なんかやったりするわけです。
大抵どこでもそうだと思いますが、
小学校の朝会なんてのは割とどうでもいい連絡か
口酸っぱく言われ続けてる連絡のどっちかしかないのです。
この日の朝も、そんな感じで朝会は終わりました。
すると、「ちょっとこっちに来い」と、
先生からタケシ君に声がかかりました。
なんだろう?と思い、先生の元へ行くタケシ君。
すると先生は言うのです。
「お前、今日先生の話をちゃんと聞いてなかっただろう」
タケシ君は、ハァ?と内心思いました。
普通にしてただけなのに、なんで俺はこんなこと言われてるんだろう。
「いや、聞いてました」
「嘘つけ、お前窓の外見てただろ」
え、何それ。
タケシ君は困惑します。
確かにずっと前方を正視していたとは言いませんが、
別に先生を無視していた覚えはありません。
「いや、そんなことないです」
「じゃあ何だ、お前は先生が嘘ついてるって言うのか」
ああ、もう駄目だ。
タケシ君は思いました。
この場面で「そうです」といえる人は大人でもそう居ません。
タケシ君がこの場で「自分は悪くない」という意見を貫くのは困難でした。
結局、タケシ君は全く納得のいかないまま、
自分にとってはまるで意味の無い説教を十数分受け続けたのでした。


おしまい。